こうず

こうず
I
こうず【候ず】
〔「こうす」とも〕
高貴な人のそば近く仕える。

「上北面に~・ずべき由/保元(上・古活字本)」

II
こうず【公図】
土地登記簿につけられている, 境界・地目・面積・所有者などを示した地図。 地籍(チセキ)図。
III
こうず【勘ず・拷ず】
罪人をきびしく問いただす。

「これ, たてこめて~・ぜん/宇治拾遺2」

IV
こうず【好事】
(1)風変わりなものを好むこと。 物好き。
(2)風流を好むこと。 風流であるさま。

「なかなか~な拵へだ/歌舞伎・天衣紛」

好事
V
こうず【構図】
(1)絵や写真などの画面の, 全体の構成。

「安定した~」

(2)平面的な造形美術で, 全体の効果を高めるための諸要素・諸部分の配置。 コンポジション。
(3)(比喩(ヒユ)的に)物事全体のすがた, かたち。

「大がかりな犯罪の~を明らかにする」

VI
こうず【港図】
VII
こうず【興ず】
おこす。 興隆させる。

「聖徳太子, 仏法を~・ぜんとし給ひしに/盛衰記 24」

VIII
こうず【薨ず】
こうずる(薨)

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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